私は自分のことをおじさんだと思って生きている~育児編~

心を守る手段として、自分をおじさんだと思って生きてきたアラサー女です。要領の悪いばかでへたくそ過ぎる日々を送っています。投げ出し・逃げ癖がついた、何も成し遂げてこなかった人生です。こんな私でも、子供を奇跡的に授かりました。不器用な子育ての様子を綴ろうと思います。率直な思いとか疑問とか、ふっと検索した時にあるある、って思ってもらえたらいいな。

【新生児期】赤ちゃんこんにちは、鬱もこんにちは!?【育児って大変】

 こんにちは。

心を守る手段として、自分をおじさんだと思って生きてきたアラサー女です。

子育てをする前は、本当に漠然としたイメージしか浮かんでいませんでした。

産まれて、子育てが始まって。

おおっ・・・

実際はこんな感じなのか!!と、驚くこと盛りだくさん。

そんなこんなの、今回は『新生児期』の時のことを綴っていこうと思います。

 

かわいい我が子よ、こんにちは

生まれて2日目。 

朝一番に、ナースステーションに、息子のたあ坊を迎え行く。

切って縫った会陰が痛くて、歩くのもやっとだ。

でも我が子に会えると思ったら、這ってでもいくさ。

 

助産師さんが、たあ坊をカートに乗せて連れてきてくれた。

夜中たあ坊の泣き声がナースステーションから聞こえてきていて、迎えに行きたくて仕方がなかった。

やっとだ。これからはずっと一緒だぞ、たあ坊・・・

あ!?

た、たあ坊?

な、なんだか昨日と顔が全然違わないか!?

 

顔つきが昨日生まれた時と、変わっている。

こ、これは他の人の赤ちゃんじゃないか!?

間違えてないか!?

助産師さんが「赤ちゃんはね、毎日顔が変わるから、楽しみですよ」と教えてくれた。

赤ちゃんはずっと、羊水の中にいるから生まれた時はすごい浮腫んでいる状態だそうだ。それが、徐々に取れて顔つきが変わるみたいだ。

 

なんだ、そうなのか・・・

昨日のはパンパンに顔が浮腫んでいたのか。

 

じぃぃっ

すやすや寝ている我が子を穴が開くほど見入る。

 

助産師さんにお乳のあげ方やミルクのあげ方、オムツの変え方を教えてもらって、たあ坊と一緒に部屋に戻った。

 

「た、たあ坊」

ちょんっと小さい手に触れ、

おずおずと、呼び掛けてみる。

 

すやすやすや・・・

 

ぐっすりだ。

赤ちゃんだからな。寝ているのが仕事か。

 

すやすやすや・・・

 

うっ

本当に、これが、俺の子なんだな・・・

感慨無量だ。

そうだ。

ツレ(夫のことだ)に送る写真を取っとくか。

 

パシャ

一枚撮ってみる。

 

パシャ、パシャ、パシャ!

いろんな角度からシャッターを切る。

いくらでも、撮っちゃうな!これは!

赤ちゃんって、こんなに可愛いのかっ!!

初めての赤ちゃんのお世話 

おっとっと。

写真はこれくらいにしておかないと。

えーっと。

お乳だ。

3時間おきを目安に授乳するように指導された。

赤ちゃんが寝ていても、脱水になるから起こして飲ませた方がいいみたいだ。

 

「ほれ、たあ坊。起きてくれ。お乳だ」

抱っこして、お乳を口元に持っていく。

目はつぶったままだが、お乳のにおいが分かったのか、ちゅうちゅう吸い出した。

 

おお・・・!

吸ってる!!

一生懸命。

ちゅうちゅうちゅう。

か、かわええええ。

 

どんな動作一つとってもいちいち、感動だ。

 

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たあ坊はお乳を吸い終わったらすぐ、寝てしまった。

授乳以外は寝てるのか~

 

あ、オムツ濡れてる。変えるか。

ぎこちない手つきでオムツを変えていると、

 

ぴゅーーーー

 

えっ?

な、なんだ!?

水?

それは、綺麗な弧を描いて飛んでいる。

たあ坊のおしっこか!

 

布団やらが、濡れてしまった。

 

そうか、たあ坊は男の子だもんな。

油断すると、おしっこかけられるんだな!

新たな発見だった。

 

よし、オムツはOKだ。

 

ブッ

 

おならが出たようだ。

オムツを見ると、おならと一緒にうんちが少し出ている。

変えたばかりだが、しょうがないっ!

たあ坊覚醒

そんなこんな

あたふたしているうちに、あっという間に夜になった。

 

よし、俺も寝るか。

3時間おきに授乳しないといけないから、寝過ごさないように3時間後にアラームセットだ。

ふ~。

やっぱり体はしんどいな。

やっと眠れる。

「たあ坊、おやすみ」

電気を消し、床に就いた。

 

たあ坊「おぎゃあああああっ!」

 

あっ!?

た、たあ坊が泣いている!

俺は、飛び起きた。

時計を見る。

まだ、床に就いて30分もしていない。

 

「よしよし。たあ坊、どうしたんだ?」

抱っこしてあやすが、泣き止まない。

「オムツは、濡れてないっと。授乳もさっきしたばかりだもんな・・・お腹は空いてないだよな・・・」

たあ坊「おんぎゃああああ」

まだ、赤ちゃんの泣き声に耐性がないから泣かれるとすごく焦る。

「おお、よしよし、どうしたんだ」

 

泣きながら、お乳を探すような様子がみられる。

「たあ坊、お乳なのか?まだお腹空いてるのか?」

指で口を軽く触ってみると、はふはふっと吸い付いてきた。

最初の内は、お乳は十分な量が出ていないから、赤ちゃんが欲しがるだけ吸わせるように言われていた。

 

「分かったな。お乳だな」

お乳を口に持っていくと

泣き止み、ちゅうちゅうお乳を吸う。

20分、30分吸っても満足しない様子で、吸う。

 

乳首がい、いてえ・・・

 

最初の内は、お乳も出ないからミルクもあげるように言われていた。ミルクは飲んでから3時間は空けないとだめみたいだ。

まだ、ミルクをあげてから1時間しか経っていない。

お乳を吸わせるしかない。

吸われ過ぎて、乳首がひりひりして痛いっ!

 

お乳を吸わせたり、抱っこしてあやしたりする。

昼間はぐっすり寝ているのに、夜になると活発になって泣いたりするんだな・・・

 

少し、座るか。

座ってあやそうとすると

たあ坊「おぎゃああああ」

「な、なんだ。座ったらだめなのか。はいはい」

立ってゆらゆらしないとだめみたいだ。

もう、夜中の二時だ・・・

お母ちゃんは眠いぞ・・・

 

夜が明けた

眠くて朦朧とした意識のなか、ゆらゆらゆらゆら。

お乳あげたり、ミルクあげたり、オムツ変えたり、あやしたり。

 

一睡もできずに、夜が明けた。

 

あ、朝か・・・

眠い・・・

3時間おきに、アラームなんて全く必要なかった。

アラームなんてなくても、ずっと起きてるんだからなっ!

 

たあ坊は朝になると、やっと寝付き始めた。

今のうちに、一緒に寝ておかないと!と気絶するように寝た。

 

眠れたのは15分だけ。

 

朝ごはんが来て、食べているとたあ坊がまた起きだした。

また、オムツを変えてお乳をあげて。

抱っこしてあやす。

正直、寝不足と産後で体力も落ちていてヘロヘロだ。

 

や、やべえ・・・

こんなに、寝れないもんなのか・・・

寝れないどころか、自分のトイレもおちおち行けないっ!

一回、ストップだ。

一回、ゆっくり寝て体力を回復させてくれ~!

もちろん、そんなのは叶わない。

生まれたら本当に、ノンストップだ。 

 

俺は、想像以上の大変さで、びびった。

 

昼夜逆転している模様

たあ坊は、昼間は逆にぐっすり眠っている。

少々のことでは起きない。

ネットで調べると、昼夜逆転を治すために昼間起こした方がいいって書いてあるが・・・

気持ちよさそうに寝ているのに可哀想な気もするし

睡眠を妨げたら、成長に影響しないか!?って心配にもなるし

それより、なにより、声を掛けても、少し揺すってみても

起きやしない!

 

せめて、たあ坊が寝ている時に自分も眠ることにした。

体を横にした瞬間、すぐ眠りに落ちる。

 

はっ目を覚めして時計をみても、まだ20分も経っていない。

しかし、なかなかの熟眠度だ。

出産後は短時間で、深い眠りにつけるみたいだ。

ありがたい、体の仕組みだ。

退院 

産後5日目に退院した。

産後2週間は、体の回復の為に家事はしないよう指導された。

無理をすると、出血が多くなったり産後の肥立ちに影響するようだ。

 

退院して実家に帰って、早々動き回っていたら想像以上に出血して焦った。

こりゃ、いけない!と両親には申し訳ないが、甘えることにした。

 

うちは、昔から夕食は父親が作ってくれる。

母親は鬱の影響でか、料理をしなくなってしまったからだ。

 

母乳をあげているから、しっかり栄養を取らないとたあ坊の成長に関ってしまう。

朝は、母がちょっとした朝ごはんを用意してくれてそれを食べる。

昼は冷蔵庫に入っている卵と納豆かけごはんで毎日しのいだ。

夜は父の料理。

夜勤明けでくたくたの中、一生懸命作ってくれる。

ありがたいし、申し訳ない。

 

・・・しかし

父は特別料理が得意っていうわけじゃないんだ。

まあ、男料理だ。

栄養のバランスがいいかって言われると・・・

まあ、そんなによくない。

 

母乳をあげているから、もっと野菜とか!

栄養たっぷりなものが食いてぇっ!

 

そんなのは、頑張って作ってくれているのに口が裂けても言えなかった。

 

ご飯は、たあ坊が寝ている内に立ったままかきこんで食べる。

立ったまま、かきこんで食べる飯は久しぶりだ。

 

www.jinnseihetakuso.site

 少しでも時間があったら、体を横にして体力を回復させたいから本当に顔を洗う暇もないくらい、怒涛の時間だった。

 油断すると襲ってくるあいつ

産後はホルモンバランスが本当に、がらっと崩れるし慣れない育児でストレスも感じやすいようだ。

マタニティ―ブルーって言って、産後3週間は誰にでもやってくるものらしい。

それが、重くなると産後うつというものになるみたいだ。

俺もちょっと気を抜くと、懐かしいあいつが顔を出した。

鬱野郎だ。

ちょっと前まで躁鬱を患っていた。

 

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たあ坊が生まれて、幸せだ。

それは揺るぎない事実だ。

でも、産後のホルモンバランス崩壊のせいで心が抗えないくらい、波打つ。

たあ坊のちょっとしたことが不安を煽る。

 

顔に乳児湿疹ができてる。

やっぱり母乳の栄養状態がよくないからか!?

母乳の量は十分出てるのか!?

体が黄色く、黄疸ってのが出てきてるけど大丈夫なのか!?

うんち、なんかすごい水っぽいけど大丈夫なのか!?

 

心配だ、不安だ、どうしたらいいのか分からないっ!!

たあ坊っていう小さい存在は、母親の自分の全責任のように感じてプレッシャーだ。

 

落ち着け、落ち着け。

鬱野郎、絶対来るなよ!

およびじゃねえっ!

大切な時なんだ、来たら許さないからなっ!!

 

堪らず、涙がぶわあっと溢れてきた。

 

うわああああ

 

たあ坊「おぎゃああああ」

「あ、た、たあ坊。すまん、起こしちまったか」

たあ坊も起きて、泣き出してしまった。

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「泣くな、泣くな。大丈夫だ。たあ坊。ととさんも、お母ちゃんもお前のことすごく、大事に思ってるんだ。何も怖いことはないぞ。どんなことがあっても守るから、何も心配いらないんだ」

ぎゅううっとたあ坊を、抱きしめる。

たあ坊には、俺が必要なんだ。

出来そこないの母親かもしれないが、たあ坊にとっては世界で一人の母親なんだ。

 

何を神経質にごちゃごちゃ考えてるっ!

母ちゃんなんだから、どっしり構えてればいいんだ!

じゃないと、たあ坊が不安がるだろうよっ!

 

昔みたいに、一人じゃないんだ。

夫もいる。たあ坊もいる。

皆一緒だ。

これから、家族みんなで無限の幸せが待ってるんだ。

そうだろ?

分かったら、肩の力ちったあ抜いて

ほら、出産の時みたいにへらへら作戦でいこうぜ!

大丈夫だ、大丈夫なんだ。

信じろ。

誰を?とかじゃなく、信じるんだ。

いいから全部、信じてみるんだ。

 

こうやって、大丈夫だって自分に言い聞かせて毎日送った。

夫にも毎日、電話して色々相談とか話をしまくった。

そしたら、いつのまにかマタニティ―ブルーも嘘みたいに過ぎ去っていった。

 

あ、危なかったぜ。

油断すると、暗い気持ちに飲み込まれるところだった。

 

そんなこんなで、無事新生児期が終わったんだ。

 

お読みいただき、ありがとうございました。

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