私は自分のことをおじさんだと思って生きている

心を守る手段として、自分をおじさんだと思って生きてきたアラサー女です。要領の悪いばかでへたくそ過ぎる日々を送っています。投げ出し・逃げ癖がついた、何も成し遂げてこなかった人生です。皆さんを色々な感情の渦へとお連れします。

便所飯人生【ぼっち飯】

そろそろ、人生の中でも1、2位を争うくらい辛かった時期のことを思い出してみます。

本領発揮です。

思い出して、「笑える」まではいきませんが、こんなこともあったなと淡々とした気持ちです。

皆さんは、「便所飯」なんて言葉は知っているでしょうか。

そのままです。

そのままの意味です。

トイレでご飯、食べていました。

うわ・・・

本当にそんな人いるんだって思う方が大半だと思います。

経験者は語ろうと思います。

リアルな現場をどうぞ。

 

f:id:jinseihetakuso11:20190109081650j:plain

 

ぼっち飯の日々

高校生の頃に遡ります。

友達が一人もいませんでした。

これは本当に恥ずかしいし、今でもすごくコンプレックスです。

誰からも認められず、受け入れられない人間なのです。

根暗というかだめ人間が染みついていて、そんな人間誰も好んで近づいてくるわけがありませんでした。

自業自得なのです。

クラスでも浮き、弁当の時間はもちろん島、孤島。

他のクラスメイトが机をくっつけて食べている中、ポツンと一人です。

ぼっち飯です。

最初はめちゃくちゃ、耳が真っ赤になるほど、目を開けていられないほど、それがきつかったです。

友達がいない、一人だという事をすごく実感しました。

人間としてどこか欠けているんだろうかと悲しかったです。

お昼が近づくと心が暗くなりました。

しかしそれもまあ、慣れます。

クラスの中では浮いた存在と誰もが知っているので、もう隠せる話でもありませんでした。一人で食べるのは当然と言えば当然の状況です。

毎日の風景になってきますから、慣れます。

かきこむ様に弁当を平らげて、図書館などに行くというのが昼休みのスタイルになっていました。

昼ご飯を食べる場所がなくなった

それは突如としてやってきました。

安息の地は奪われたのです。

学期が変わって、お昼の前の授業がクラス2つに分かれ、移動教室になりました。

1つのグループは教室そのままで授業を受け、もう1つのグループは教室を移動して授業を受けるというものです。

私は移動組でした。

教室に帰り弁当でも食べるか、と思ったら自分の席がなかったのです。

誰かに座られています。

最初は、さっきの授業のノートなどをまとめるのに時間がかかっているだけだと思い、手などを洗いに行き時間を潰しました。

しかし、それでもまだ席は空きません。

近づいて帰ってきたアピールをしても席は空きません。

冷汗が流れました。

私の机(含む周辺)でランチタイムが繰り広げられていたのです。

「退いて欲しい、自分の席だ」なんて言えるわけもありません。

私の席でランチタイムをしていたグループは、相手が何分悪い。

平気で人の悪口を大声で言ったりする要注意グループでした。(私の中で)

目を付けられるわけにはいかなかったのです。

机の横に弁当が入った鞄もかけてありましたから、取れません。

その日はご飯を食べるのは諦め、図書館でずっと過ごしました。

移動教室からの昼休みは週に1回やってきます。

そう、毎週私の安息の席はなくなるのです。

対策を練らなければなりません。

弁当を食べず、図書館にこもるという手もありますが・・・

育ち盛り。

お昼ご飯を抜くと午後の授業が辛いです。

何より、ご飯を食べないとお腹が「ギュルルル!」と鳴ります。

シーンとした授業中に。

思春期です。それも恥ずかしくてたまりません。

自分の席以外で食べる場所を探さなくてはなりませんでした。

なぜトイレでご飯を食べることになったか

一応、全生徒が使用できる食堂がありました。

基本、学食を注文する生徒が食べる場所でしたが、学食組と弁当組の友達同士もいるので、持参の弁当も食べられないこともありません。

1~3年生まで集まります。

私は人の視線が気になって仕方がありませんでした。

クラスではもう友達がいないというのは、周知の事実で一人でいることもそこまで抵抗がなくなっていました。

しかし、クラスの外で一人、ご飯を食べることにはものすごく抵抗を覚えてしまったのです。

「あの人、一人でご飯食べてる。友達いないんだ」ってみられるのが嫌というか恐怖でした。

思春期だから人の目が気になって仕方がなかったのでしょうか・・・

そういった理由で食堂では食べられませんでした。

図書館は飲食NGです。

空き教室には勝手には入れませんでした。

うろうろ、弁当を入れたカバンを持ってどうしよう、どうしようと彷徨います。

途中、一旦落ち着こうとトイレに入りました。

そこで気が付きます。

トイレって完全個室です。

学校内で唯一、自分の為に鍵をかけられます。

人の目が全くありません。

ここ、だったら食べられるんじゃないか・・・?

 

「あははははっ」

 

びくっ!

他の生徒が入ってきました。

急いで出ます。

ここはだめだ。

もっと人の出入りの少ないトイレじゃないと。

私は人の出入りの少ないトイレを熟知していました。

女子って昼休みはトイレに集まって、鏡の前でたむろしがちなのでそれを回避するために出入りの少ないトイレをみつけていました。

便所飯のリアル

目指すは美術室横、トイレです。

よし。誰もいません。

弁当の匂いがこもるといけないので、換気扇の下の個室を選びます。

あとは5分もいりません。

立ったまま弁当をかきこむだけです。

味わってなんかもちろん、いられません。

トイレという本来は出す場。

それと逆のことをしている。

なんなら、吐きそうです。

みじめすぎて泣きそうになりながら、息が出来ないほど急いで弁当をどうにか、かきこみました。

救いだったのはトイレが綺麗だったことでしょうか。

この「ご飯をかきこむ」クセが結婚挨拶の時発揮されることになろうとは・・・

とんだ伏線です。

 

www.jinnseihetakuso.site

 

なんだかんだ昼休みに自分の席に誰かが座ってしまうということがあったので、高校卒業までの3年間で何十回と便所飯をしました。

ここで、便所飯あるあるネタを一つ。

もちろん、他の生徒が途中で入ってくることもありました。

その時は息をひそめてフリーズです。

その生徒は、気配も音もしないので誰もいないと思いトイレの電気を消して行ってしまいます。

電気を消されるのは、焦りました。

これが結構あるあるでした。

大人になって

今だったら、絶対トイレでご飯なんて食べません。

一人でご飯なんて当然で、人の目なんて気になりません。

しかし、当時の高校生の私にとっては切実な問題でした。

こんなドン引きされる話はリアルでは人に話したことはありません。

今後もないでしょう。

こんな人間、本当に存在しているんです。

もし、今現在、私みたいな環境に置かれている人がいたらその辛い現実に負けないでほしいです。

ここに仲間はいます。

今はどん底に思える人生かもしれませんが、転機は訪れると信じて欲しいです。

お読みいただき、ありがとうございました。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

☝ぽちっと応援していただけるとうれしいです!